特徴等
東京女子大学は、キリスト教主義に基づき高い知性と自由な精神を育む女子高等教育を目指して大正7年(1918)に創立された大学で、新渡戸稲造が初代学長である。武蔵野の面影を残す杉並区善福寺のキャンパスに建つ歴史的建造物群は、いずれもアントニン・レーモンドの設計によるもので、端麗清楚なたたずまいで学生たちを見守っている。
17号館(ライシャワー館) は創立当時から長らく本学の常任理事を務めたA.K.ライシャワーの住宅として建設されたもので、昭和16年(1941)まで居住し、彼の息子E.ライシャワー(日本学者、元駐日大使)も青年期をこの家で過ごした。鉄筋コンクリート造一部木造2階建、瓦葺の落ち着いた佇まいの建物で、昭和2年(1927)の建造である。現在、1階は外国人留学生のため交流の場、2階は短期滞在者用のゲストハウスとして使用されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/本校HP
2005-8-19
東京女子大学17号館(ライシャワー館)
(撮影:2004-4)
東京女子大学17号館(ライシャワー館)
(撮影:2004-4)
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   東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
       
       
       
       
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番号-名称 年 代   構造等
041 東京女子大学
17号館(ライシャワー館)
昭和2年
(1927)
鉄筋コンクリート造一部木造2階建、瓦葺、建築面積184㎡
東京女子大学17号館(ライシャワー館)
(撮影:2004-4)
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